“私と旦那には共通の楽しみがあり、それはボーリングです。
その日も二人で、「ボーリングへ行こう。」と、私の運転でボーリング場へ向かいました。
そこは複合施設で、ボーリングの他にもカラオケやダーツ、ゲームセンターなどもあり、私と旦那は半日でダーツ以外の全てを楽しみました。
遊び疲れ、「さて、そろそろ帰ろうか。」と、ゆう話になり駐車場へ着くと、そこで初めて車の鍵が無い事に気が付きました。
私は「え、鍵が無い。」と、焦っていると、旦那は「○○(私)、絶対あるから落ち着いて探してみなよ。」と、言うのです。
どう探しても無いどころか、車の鍵はキーケースに付いておりキーケースごと無いのです。
そのキーケースには家の鍵(自宅と実家)も付いており、焦りました。
いくら探しても無い為、直ぐに施設へ戻り、ゲームセンターの係員、ボーリングの係員、カラオケの係員、食事をした場所の店員にまで問い合わせましたが、「落とし物は届いて居ない。」と、言われました。
家にスペアキーはありましたが、とても歩いて帰れる距離ではありませんし、車を置いて行く訳にもいきません。
どうしたら良いのか分からず、とりあえずは車を何とかしなくてはならないと話し、我が家は自動車保険の加入を車のディーラーに全て任せていたので、車の担当者に電話し事情を話し、「何とかならないか。」と、伝えました。
担当者は直ぐに手続きをして下さり、一時間後に業者が到着し車の鍵を開けてくれました。
金額は15000円程掛かってしまいましたが、金額より車を動かせた事に安心しました。
高い趣味になってしまいましたが、自業自得です。
結局最後までキーケースは見付からず、自宅、実家、車の鍵はまた後日、旦那、親から借りスペアを作りました。
はしゃぎ過ぎてキーケースを落とした事にも気付かない自分に呆れ、今後鍵はバッグ内のチャックの付いているポケットに入れておこうと反省しました。”