深夜に警察から電話が…!

のどかな田園風景が広がる新興住宅地に引っ越してきて数十年。 玄関の鍵はともかくとして、自転車の鍵や、お買い物中の前カゴの中身などは盗まれることのないおだやかな土地柄でしたが、近年は相当治安が悪化してきており、鍵のかけ忘れや荷物の置き忘れがあろうものなら、すぐに持ち去られてしまうようになってしまい、とても残念です。 そのためなのか、またはそれ以前から封建的で閉鎖的な土地柄であったためか、住み始めて相当年数がたった今でも、地元の人には、どこの人?と聞かれることがあります。 また、近所の住民も警戒心が強くなったためなのか、長い事遠距離通学・通勤のため、昼間いることが稀であった自分に対して、最近越してきたの?と話しかけて来たりします。 (たぶん、その人より前からずっと自分は今の場所に長く住んでいるはずなので、同じ気持ちです。) このような状況ですから、乗用車はもちろん、自転車泥棒、パンクなど日常茶飯事となって、いざ出かけようとするとそれなりにショックです。 その都度の出費もバカになりません。 鍵をかけ、チェーンで入念に自転車置き場の柱に括り付けても、目ぼしい物を見つけた様に一晩で消える車両もあります。 母の電動自転車も、一瞬の鍵のかけ忘れで失くなること2回。 常に目を見張っているかのような悪質さを感じたので、交番に被害届を提出したところ、1週間たたないうちに見つかったという連絡が入りました。 夜中の11時半ごろに! 景観曰く、もう、寝ちゃった? …?! 結局、深夜12時半を回ったところで、警官が家に訪ねてきました。 …夜勤ご苦労様です。 感じからすると、この手の届け出が多いみたいで、かなり嫌になっている様子です。 ちゃんと鍵かけておいてくださいときつく叱られました。 自転車の鍵は刺したまま見つかりましたが、つけていた飲料水のノベルティーであったキーホルダーが盗られていました。 些細なことですが、たぶんまだ若いであろう犯人が戦利品みたいに収集しているような気がして、気味悪かったです。