間違えた自転車

知り合いが体験した鍵トラブルは、自転車の鍵に関するトラブルでした。知人は、会社へ通勤するときには自転車を使っています。駅近くの自転車置き場に、乗ってきた自転車を置いているのですが、自転車が沢山、駐輪しているエリアでした。

その日、帰ろうと鍵穴に鍵を差し込んだら鍵が合わず、無理やり鍵穴にねじり込んだら鍵が抜けなくなってしまったらしいのです。

それもそのはず、今朝、乗ってきたはずの自転車はその2台後ろに駐輪されていて、鍵を差し込んだ自転車は、まったくもって赤の他人の自転車でした。

なぜかその日、同じメーカーの自転車が並んで駐輪していたようです。何とかして鍵を抜こうとグイグイしたのですが、なかなか抜けてくれなかったようです。

待ち人を待つにもいつ持ち主が現れるかもわかりません。そこで知人は、持っていたメモにことの経緯を記し、連絡先を記入して自転車に貼り付けて、しばらくはカフェにて待機していました。

運が良かったのか、カフェで待っている間に持ち主から連絡が来て、現場に戻り、謝罪をしたそうです。

カフェで待っている間に、鍵屋に連絡をしておいたため、すぐに現場に駆けつけてくださり、オイルみたいなスプレーを吹き付けると簡単に鍵が外れました。

費用を払い、自転車の持ち主にも謝罪をし、謝礼を少し渡して自分が乗ってきた自転車で帰路についたようです。次からは、自分の自転車かどうかをしっかり確認する!そう話していました。