置き去りにされたカギ

5年ぐらい前、いつものように、会社に行く支度を済ませ玄関を出ました。いつものように、カギを差し、回して抜こうとしたら抜けなくなりました。あせって、右に左に回 して引っ張って、しばらくやっていましたが抜けませんでした。まだ早朝のため不動産屋さんも電話に出るはずもなく、会社にも遅刻してしまうため、カギがささったままの状態であきらめてそのまま出かけました。カギのかけ忘れであれば、ドアノブを回さなければ気づかれません。たがしかし、アパートのしかも1階でまる見えの部屋にカギが ささった状態で放置しているので気が気でありませんでした。仕事もそこそこに、泥棒の心配もしつつ何回か不動屋さんに電話をしました。9時になった所でようやく電話に出てくれました。今は変わってしまいましたが、当時は担当の人がおり、直接つながる携帯番号が教えられていました。カギが抜けなくなって、そのまま放置してある事を伝えました。タイミングがいいのか悪いのか、2階の一部屋が退去してリフォームが入る様子でした。普通なら県外の不動産屋さんのため、3ケ月に一回ぐらいしか様子を見に来たりしていないため、半ばあきらめていましたが、業者と打ち合わせがあるた為午後一番に来てくれることになりました。営業をやっていたので、事務処理をそそくさと終わらせ、速攻で外回りに出かけました。幸いに会社から家までは車で10分程度の距離だったためそのまま家に帰りました。それからは家を離れられず午後まで家で待つことにしました。そして午後一に不動屋さんが来ました。その時ちょうどトイレに行きたくなり少しその場を離れました。戻ってみるとカギは既に抜かれており、どうやったかも見ることができませんでした。その後は、何か白い粉をかけて終わりました。、なにか腑に落ちない気持ちがありましたが、お礼を言って会社に戻りました。現在もすんなりと抜けています。 以上です。

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