“自転車によくついている、カンヌキリングという差し込みのカギを、知らぬ間に紛失してしまっていました。スペアキーも一緒につけっぱなしにしていたおかげで、引いても押してもどうする事もできず、道端や駅などを顔面蒼白になりながら必死で探しました。
しかしどこを探しても見つからず、仕方がないので家族に連絡して車に自転車を乗せて家まで持って帰ってきました。
その時は、カギを失くしたショックで自転車屋さんに持っていくなどとは頭の片隅にもなく、自転車が使えないのは困るので、ハンマーで叩いてカギを壊してもらいました。
その後は、チェーン式のカギを使っていて、壊した所はそのままの状態で自転車を乗り回していました。
しかし、しばらくして昼間にその自転車を乗っていた所、なんと警察に呼び止められてしまいました。どうやら盗難の自転車だと思われたらしく、どうしてカギが壊れているのかや、買ったお店の名前やら、防犯登録してあるのかや本人確認などを細かく確認されてしまいました。
警察の方曰く、こういうのが仕事だからごめんねと謝られましたが、まだ若かった私は、警察に呼び止められただけで、心臓がバクバクしてしまいました。
こんな心臓バクバクな経験をしない為にも、もし自転車のカギを紛失してしまったら、一刻も早く自転車を引きずって自転車屋さんに持っていくか、出張でカギの交換をしてくれる業者さんに頼むか、早急に行動に移すのが、一番平和に解決できる方法だと思います。”